ニナ・リッチ(Nina Ricci)のニナ(Nina)は2006年に発売された香水でレールデュタンと同様にニナリッチを代表する香水の一つです。
人気のシリーズであり、その他”Nina”シリーズが多数販売されておりますが、こちらが原点です。
特徴的なのが、このカワイイりんごのボトルで、透き通るレッドのりんごボトルにはシルバーの葉が3枚ついており、「天真爛漫さを装う曲線を強調し、人生を貪欲に楽しむ」というニナリッチのメッセージが込められています。
ボトルからどんなりんごの匂いかと想像すると思いますが、グルマンの要素が結構強いです。
アップルというよりアップルトフィー(りんご飴)をイメージしているようです。
数々の名香を生み出してきたオリヴィエ・クレスプ(OLIVIER CRESP)とジャック・キャバリエ(JACQUES CAVALLIER)が創り上げた香水でもあります。
そんなニナリッチのあま~いりんご飴の香水ニナはどのような香りなのでしょうか。
香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは?
主観ではありますが、ニナ・リッチ(Nina Ricci)のニナ(Nin)の香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは以下のように感じます。
一般受け
香り立ち
持続力
トレンド
香りはグルマンの効いたフルーティーフローラルノートで、お菓子の甘さの中にも透明感のあるフルーツの香りが効いており、バランスがよいです。
スイートな香りが好きな人にはぴったりの香りです。
フレッシュなトップノートがふわっと広がり、その後アップルトフィーの甘い香りがどんどん強くなっていき、残香もほどよく残ります。
特に秋・冬場にぴったりの香りです。
透明感のあるアップルトフィーの香りは若い世代に支持されるようなモダンな香りで、フルーツとグルマンの甘さのバランスがとれたトレンディーな香りです。
ニナリッチ ニナはどんな香り?
ボトルからフレッシュなアップル、グリーンアップルの香りを想像してしまいそうですが、りんご飴のグルマンな香りがメインです。
つけたてのトップは瑞々しいレモン、ライムの爽やかなシトラスの香りにアップルが顔を覗かせています。
そして出てきたのはアップルではなくアップルトフィーで、シュガーとバニラを合わせたようなあまーい香りがします。
甘さだけでなくほんのりスパイシーさも漂い、なめらかなピオニーと調和した甘美な香りに魅了され、思わずウットリしてしまうでしょう。
ラストノートはその甘さと、ふんわりとしたムスク、シダ―ウッドに包み込まれていきます。
女の子を美味しくしてしまう香りなので、食べられないように注意しましょう笑
男性はこのような女の子らしい香りに弱いのではないでしょうか。
寒い季節の小悪魔な女の子御用達の香水です。
グルマン系のあまーい香りが好きな人はかなりはまってしまうのではないかと思います。
ということで以上、はじける魅惑のあま~い香水ニナリッチ「ニナ」はどんな香り?でした。