次第に気温が下がってきてコートが必要になってきました。
急に気温が下がって肌寒くなり秋が深まってきたなと感じるとき、ふっとあるシーンの記憶がよみがえってきます。
私は幼少期祖母と歩いた故郷の道を思い出します。
なぜそのシーンが急に頭の中に浮かんでくるのかはわかりませんが、懐かしい気持ちになります。
匂いも記憶と密接に関係があるというのはご存知でしょうか。
匂いは嗅神経を通って直接海馬に情報を送るため、記憶が喚起されやすいのだとか。
ある香りを嗅いでそのシーンが頭の中で思い出されてノスタルジックな気分になることもあります。
香水も昔使用していた香りを再度使ったり、どこかで嗅いだりするとその時の記憶が反射的によみがえってきます。
今日紹介するバニラの香水は、人肌恋しい秋冬に使われる方が多いと思います。
バニラ好きの方は既にご存知かもしれませんが、以下の香水11選はこの季節にぴったりの香水です。
シーズンで使い分けされている方はあの時の記憶がよみがえってくるかもしれません。
バニラ好きのバニラ好きによるバニラ好きのための11選です。
どれも売れ筋で人気のオススメできるバニラ香水です。
バニラ度や持続性も載せていますので是非そちらもご参考に!
ちなみに、オリエンタルという香りは、トルコや中東諸国のお菓子をイメージするような香りで、独特の甘さのあるバニラとスパイシーさが感じられる香りです。
グルマンという香りは「甘い食べものの香り」で、グルメという言葉から派生した香りの言葉です。
人肌恋しい秋冬に男性が思わず抱きしめたくなる魅惑的なバニラ香水11選
ジルスチュアート ヴァニラ ラスト
Jill Stuart Vanilla Lust
香り立ち
持続性
バニラ度
可愛らしい女の子が使っているジルスチュアートの香水、ヴァニララストです。
ほぼヴァニラエッセンスような香りで、ヴァニラ好きにはたまらない香水となっています。
ヴァニララストの意味は「最後のヴァニラ」かと思っていましたが、「ヴァニラへの渇望」という意味で、まさにヴァニラの香りへの欲求が強い人に最適の香水です。
トップノートからボトムノートまで甘さはMAXでヴァニラの他キャラメル、ココナッツのグルマン系素材がしっかり香るグルマン素材尽くしの香水となっています。
ワンプッシュでもかなり香りが強いため、付け過ぎが心配な方はロールオンタイプの香水を手首やうなじにさりげなくちょこっとつけるのがおすすめです。
甘い香りを切望されている方は是非!
ディオール ヒプノティアック プワゾン
Christian Dior Hypnotic Poison
香り立ち
持続性
バニラ度
ディオールのプアゾンシリーズの中でもバニラを前面に押し出した香水、それがヒプノティアックプアゾンです。
「プアゾン」=「毒」という香水名は最初驚きました。
ディオールは中毒とか依存とかいうネーミングが好きですね。
ヒプノティアックプアゾンは「催眠毒」という意味です。
日本では既に廃盤となっておりますが、ネットでは現状問題なく購入できるようです。
トップノートのアプリコットの甘酸っぱい香りがバニラ、アーモンド、ココナッツを中心としたグルマン系香水に覆われて濃厚に香ってきます。
紫のプアゾンで中心アコードのチュベローズやスパイシーな部分も感じられます。
持続性がかなり強く、朝付けたら夜までずっと香り続けています。
アナスイ スイドリームス
Anna Sui Sui Dreams
香り立ち
持続性
バニラ度
2000年に発売されてから売れに売れ続けているバニラ香水を代表する1品です。
ボトルがバックのような形となっていて可愛らしいですね。
オリエンタルバニラ調で、バニラの濃厚な甘い重さイメージの香水とは少し異なるバニラ香水です。
トップノートにマンダリン、オレンジ、ベルガモットなどのシトラスをのせ、ミドルはピーチのフルーティーな香りに変化していき、最後にバニラの香りがしっかり残ります。
バニラにフルーティーな香りがのっているため、嗜好性良く飽きの来ない香りとなっています。
トップの甘いフルーティーな香りで可愛らしさを演出し、最後は大人のセクシーな甘さへと変化していく魔性の香水です。
ロリータ レンピカ ファーストフレグランス EDP
Lolita Lempicka first fragrance
香り立ち
持続性
バニラ度
こちらもバニラ系のグルマン香水として国内だけでなく世界でも人気の香水です。
甘くスパイシーな香りのアニスを中心としバニラ、トンカビーンズの甘さを効かせたスイートスパイシーな香りです。
アニス酒を飲んだことがある人、または料理で八角を使う人などは香りが想像しやすいでしょう。
日本ではアニスをあまり使わないのでグルマンっぽく感じないかもしれませんが。
バイオレットやイリスのパウダリーさもありながらアニスやグルマン素材スイートスパイスさもあり、強いバニラというわけではなく、お菓子のような甘い香りがします。
最後はバニラウッディーの温かみのある香りがしっかりと残ります。
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ランコム トレゾア EDP
Lancome Tresor
香り立ち
持続性
バニラ度
90年代に流行したランコムのトレゾアです。
こちらもザ・バニラという香水ではなく、トップノートはピーチやアプリコットのフルーティーな香りを感じミドルノートのパウダリーローズの香りとしっかりマッチしています。
バニラはボトムノートの方から少しずつ出てきて、アンバー、ムスクと合わさり優しい甘さの香りがしっかりと持続します。
フルーティーオリエンタルの香りを中心としてバニラが包み込むようにほんのり香るので、バニラの甘ったるい香りがあまり好きではない人にもおすすめの香水です。
プラダ キャンディ EDP
Prada Camdy
香り立ち
持続性
バニラ度
バニラ名香水は昔から人気のものが多いのですが、こちらはジルのバニラと同様に2011年に発売された比較的モダンなグルマン香水です。
キャンディという名前もボトルパッケージも可愛らしいですね。
少し焦がしたキャラメルのような香りにムスクのパウダリーな香りが合わさった上品な甘さのある香水です。
バニラの甘さもそれほど強くなく、ちょっぴり甘いキャラメルの香りなのでグルマン過ぎず、グルマン系香水初心者の方にぴったりの香水です。
プラダのキャンディでも甘いという人はグルマン香水苦手な人ですし、もう少し甘くてもいいという人は、より濃厚なグルマンの世界を楽しめる人です。
ブリトニースピアーズ ミッドナイトファンタジー
Britney Spears Midnight Fantasy
香り立ち
持続性
バニラ度
流行したセレブ香水の一つミッドナイトファンタジーはブリトニースピアーズがプロデュースした香水です。
綺麗な濃いナイトブルーのパッケージとボトルが印象的です。
最近セレブ香水のトレンドは下火で、こちらの香水も廃盤となってしまいました。
香りはアポロのようなチョコベリーにも感じますし、ブルベーリーヨーグルトのような香りもあり、バニラの甘さだけでなくトップに甘酸っぱさがあります。
あまりないタイプのグルマン香水なので、まだ試したことなグルマン好きはトライしてみる価値ありです。
トムフォード タバコバニラ
Tom Ford Tobacco Vanille
香り立ち
持続性
バニラ度
タバコバニラというのはすごいネーミングですよね。
世界でも日本でも煙草は敬遠されつつある中で挑戦的な名前でトムフォードのブランド作りの信念を感じるような香水です。
ブランデーのような香りに煙草の葉とバニラ、トンカビーンズ、カカオの甘さが感じられる大人のダンディな男をイメージするようなユニセックス香水です。
シナモンパウダーをふったチャイのような香りにも感じます。
お値段もかなりお高め!
喫煙者のニオイとマッチするあまりない香水です。
ここで紹介しているバニラ香水の中で一番最近の香水で(2012年)、クラシカルで濃厚な香りをモダンにした新しい香りにうっとりします。
ジバンシィ パイ EDT
Givenchy Pi
香り立ち
持続性
バニラ度
メンズ香水ですが、ユニセックスとしても使われ女性にも人気のバニラ香水です。
オスカー賞の香水版と言われているFiFi Awardに1999年に選ばれた香水で、その評価はかなり高いです。
大人のセクシーな甘い香りが円周率Π(パイ)のように無限に広がっていきます。
トップに少しハーバルスパイシーな部分があり、そこがユニセックス、または、メンズ寄りに感じる部分です。
後半は暖かみのあるオリエンタルウッドの香りに魅了されます。
ただ甘いバニラというわけではなく、深みのあるユニセックスのオリエンタルグルマン香水です。
ゲラン シャリマー
Guerlain Shalimar
香り立ち
持続性
バニラ度
言わずもがなの名香水ゲランシャリマーです。
1925年にオリエンタル香水シャリマーが発表され、人気となりオリエンタル香水を世の中に広げていく元となった香水です。
現在のバニラ香水があるのもこのシャリマーブランドのおかげですね。
香りのキーは3原料で優しいやすらぎを与えてくれるベルガモット、パウダリーの暖かみを全体にまとわせるイリス、うっとりと心を奪われるバニラが中心となっています。
ボトルはフランスのラグジュアリークリスタルメーカー、「バカラ」です。
ゲランの代表作であり、90年以上愛され続けている名香の中の名香で、いつかは「シャリマー」が似合う女になりたいと思わせる、そんな香水です。
アニック グタール ヴァニーユ エキスキーズ
Annick Goutal Vanille Exquise
香り立ち
持続性
バニラ度
メゾン香水のアニックグタールもバニラ系の香水をラインナップに揃えています。
ミルキーのようなバニラの香りで、ほんの少しアーモンドの香ばしい香りも効いているので、ずっと嗅いでいられるようなオリエンタルバニラグルマン香水です。
最後の方は徐々にお香のようなサンダルウッドの香りと魅惑的なムスクの香りが出てきます。
ザバニラという甘さでもなく、他の素材が主張しすぎているわけでもなく、ちょうどよいバニラの強さの香りです。
以上「人肌恋しい秋冬に男性が思わず抱きしめたくなる魅惑的なバニラ香水11選」でした。
バニラ香水好きにとってはどれも有名なものばかりで使ったことがある人も多いでしょう。
まだ、使ったことがなければ、この秋冬に向け是非一度トライしてください。
バニラ香水初心者も上記参考にして頂き、自分にあったバニラ香水を見つけましょう。
この秋冬はバニラが香るオリエンタル、グルマン香水の甘い香りをつけて、女子力を高めモテ度アップして、男性が振り向き抱きしめてくなるような女性を目指しましょう!!