カルバンクライン( Calvin Klein)のエタニティ(Eternity)は1988年に発売され一世を風靡した80年代を代表する香水の一つです。
カルバンクラインの香水と言えば、このエタニティかシーケーワン(ck one)ですよね。
当時香水を使っていた人はエタニティをかならず使ったことがあるでしょう。
エタニティが高級石鹸のような匂いと言われるのは、当時あまりにも人気の香り過ぎてエタニティのような香りの石鹸などが発売されたためでしょう。
石鹸の香りというのは落ち着きますよね。
現在でも香水のファンは数多く、香水名のEternityのように永遠と愛されるような香りです。
発売からわずか一年後の1989年、FIFI AwardsのWomen’s Prestige部門でFragrance of the yearに輝き、2003年には殿堂入りする快挙を成し遂げた名香中の名香です。
ちなみにエタニティフォーメンもありますが、このエタニティを使っている男性も少なくないユニセックスな香りです。
では、クラシック高級石鹸のようなカルバンクラインのエタニティはどのような香りなのでしょうか。
香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは?
主観ではありますが、カルバンクライン( Calvin Klein)のエタニティ(Eternity)の香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは以下のように感じます。
一般受け
香り立ち
持続力
トレンド
カーネーションを中心としたグリーンフローラルスパイシーの香りで、ホテルアメニティの高級石鹸のような清潔感のある香りがする一方で、懐かしく親しみのあるクラッシクな香りもします。
基本的には万人受けしそうな匂いです。
香水をワンプッシュすると、華やかなお花の香りがふわっと広がり、香り立ちはよく、朝から夜まで香りが持つ持続性があります。
80年代の香水でクラシックな香りですが、今なおその人気は健在です。
当時エタニティが発売されたころに生まれていなかった世代にも受け入れられる、時代を超えた名香です。
エタニティはどんな香り?
つけたてのトップノートは透明感のあるグリーンとパウダリーさを感じるセージの香りを組み合わせたグリーンハーバルの香りです。
ただ、トップはすぐに飛んでミドルノートが強くなっていきます。
ミドルはカーネーションを中心としたフローラルスパイシーな香りに、グリーンの効いたユリ、清潔感のあるミュゲ、コスメティックパウダリーなフリージア、アニマリックなトーンのあるナルシスが合わさり華やかなフローラルブーケの香りとなっています。
スパイシーが独特と言われればそうかもしれません。
ベースノートではサンダル、ムスク、ヘリオトロープがマッチンしたパウダリーな甘さのある香りが長時間持続します。
スパイシーな部分が飛んでいき、より石鹸のような香りになっていきます。
80年代、香水を使う日本人がだんだんと増えてきた年代にこのエタニティは、香水市場の拡大に貢献しました。
その後、石鹸にも使われたため、馴染みのある香りになりました。
この清潔感のある香りの受けは間違いないでしょう。
当時使っていた人はあのバブル景気の頃を思い出すような香りかもしれません。
今は当時よりリーズナブルに買えるので久しぶりにエタニティを使ってみてはいかがでしょうか。
ちなみに男性はエタニティもいいですが、よりメンズっぽいフゼアな香りのエタニティフォーメンもおすすめです。
ということで、以上クラシック高級石鹸のようなカルバンクラインの「エタニティ」はどんな香り?でした。