ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)のグロウ(GLOW)はスパースターがプロデュースするセレブ香水の中でも日本で1、2位を争う人気の香水です。
ちなみに1、2位のもう片方の香水は同じくジェニファー・ロペスのスティル(Still)です。
アメリカではセレブ香水は1990年代後半から2000年代前半にかけて広がっていき、2000年代後半から現在まで少し勢いは減少してきていますが、セレブ香水のカテゴリーは確立されています。
セレブがプロデュースした香水を使うことで、自分がセレブの一員になったかのような気分を味わえることが人気となった一つの理由でしょう。
香りもセレブに憧れ追いかけるような若い世代に向けた嗜好性のよいものが多く、SNSなどを通じ口コミで拡散していきメジャーになっていきました。
グロウはそんなセレブ香水の中でジェニファー・ロペスが最初に発売した香水で(2002年)、セレブ香水を牽引してきました。
透明な白のボトルは女性の身体の曲線美が表現されているようで、ボトルにはJ.LOと書かれたライトストーンのチャームが輝いています。
シャワーを浴びたてのフレッシュでクリーン、なおかつセクシーでセンシュアルなイメージで作られたようです。
そんな大ヒットセレブ香水ジェニファー・ロペスのグロウはどのような香りなのでしょうか。
香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは?
主観ではありますが、ジェニファー・ロペス(Jennifer Lopez)のグロウ(GLOW)の香りの一般受け、香り立ち、持続力、トレンドは以下のように感じます。
一般受け
香り立ち
持続力
トレンド
ふわっとフローラルムスクのパウダリーな印象のある石鹸のような香りの香水です。
フレッシュな清潔感がある香りなので嫌いな人はあまりいないのではないでしょうか。
ジェニファー・ロペスの第一弾ということで、嫌味が一切ない嗜好性の高い香りに仕上げられたのかもしれません。
アルデヒドのような石鹸の香りではなく、ムスクがしっかりと香る石鹸の香りなので、残香も比較的あります。
セレブ香水ということで10、20代の女性をターゲットにしているのでしょうが、全体としてはクラシックに感じます。
グロウはどんな香り?
モダンなフルーティソープではなく、ローズ、ジャスミンなどのフローラルとムスクがマッチしたクラシックなフローラルムスクの石鹸の香りです。
トップのまろやかなグレープフルーツがかぎ口をよくしており、ミドルにかけてはネロリ、オレンジフラワーのフレッシュな香りがしっかりと効いており、ボディを形成しています。
それと同時に、嗜好性の良いローズ、ジャスミンの香りが全体を包み込むようなムスクの香りと相まって心地よく感じられます。
ラストノートはムスク、サンダルウッド、イリス、アンバー、バニラがマッチしたパウダリーな石鹸の香りで、いつまでもかいでいたくなるような気持ちになります。
クラシックな名香にもありそうな落ち着いた石鹸の香りですが、若い世代向けにつくれられている分価格も安く買えるため、試す価値は大いにあります。
使い方によってはコンセプトのようにシャワーを浴びたてのフレッシュでクリーンな香りにも感じますし、セクシーでセンシュアルな香りにも感じます。
石鹸の香りが好きな人にはまさにぴったりの香水です。
ということで以上、「ジェニファー・ロペス初の大ヒットセレブ香水「グロウ」はどんな香り?」でした。