クリスチャンディオール(Christian Dior)のジャドール オードゥ パルファン(J`adore Eau de Parfum)は世界中で愛されている名香水で、香水をあまり使わない人でもジャドールは知っているのではないでしょうか。
1999年に発売された香水で、Diorの調香師フランソワ・ドゥマシー氏(François Demachy)が「実際には存在しない理想の花を創り出した」アイコニックなフレグランスなのです。
ボトルの形はオートクチュールを纏ったほっそりと曲線美が美しい女性を想起させます。
キャップも首長族の美しい女性をイメージしたようなフォルムになっています。
ボトルと香水の色味はゴールドに輝き高級感があります。
発売されてからずっと人気の香りですが、直近の2015年のFiFI AwardでFragrance Hall of Fameを獲得しており、まさに殿堂入りの人気を誇る香水です。
日本でも積極的にプロモーションしており、CMもちょくちょく見かけます。
そんな名香中の名香であるクリスチャンディオールのジャドール オードゥ パルファンはどのような香りなのでしょうか。
香りの一般受け、香り立ち、持続性、トレンドは?
主観ではありますが、クリスチャンディオール(Christian Dior)のジャドール オードゥ パルファン(J`adore Eau de Parfum)の香りの一般受け、香り立ち、持続性、トレンドは以下のように感じます。
一般受け
香り立ち
持続性
トレンド
様々な原料が組み合わされた奥深い香りですが、それらが完全に調和しており、コスメティックな透明感を感じるフローラルフルーティーの万人受けする香りです。
オードパルファムなので香りはけっこう強めですが、トップのフルーティーは嫌味なく広がっていきます。
ホワイトフローラルとムスクが濃厚で、ほんのり甘みのある香りが1日中しっかり持続します。
香りの移り変わりがとても心地よく、時間ごとに変化していく香りを楽しむことができます。
ベースノートがしっかり濃厚できつくなりそうにも思えますが、トップがフレッシュで心地よく、幅広い世代に受け入れられる香水です。
老若男女問わず、国を超えて多くの人に愛されている香水です。
ジャドール オードゥ パルファンはどんな香り?
世界中で愛されるジャドールオードゥ パルファンはどのような香りなのでしょうか。
トップノートはメロンをキーノートとして、ペアの瑞水しさとピーチの甘味が相まった理想的なきれいな香りです。
すっきりとしたメロンの香りが他とは違う高級感のある香りを醸し出しています。
ミドルノートはジャスミン、ミュゲを中心としたホワイトフローラルに、ローズの香りが結びつき高貴で官能的な香りが広がっていきます。
ジャスミンは2種類の高級なマツリカジャスミンとグラースジャスミンを混ぜ合わせ、ローズもダマスクローズを使用するなど、繊細な香りの細部にとことんこだわっています。
これぞ理想の花というのも納得できるこだわりと香りです。
ラストノートは透明感あるホワイフローラルと滑らかなムスクの香りが贅沢に持続していきます。
女性に官能的な甘美さをもたらし、花を咲かせるのがこのジャドールという香水なのです。
世界中で愛され続けている香りですが、これからもその人気は衰えることはないでしょう。
最高級の名香ということで、お値段も高級品ですが、一度は買って使ってみたい香水です。
ということで、以上「実在しない理想の花の香りがするディオールの「ジャドール EDP」はどんな香り?」でした。